新・マネーの魔術史:未来篇
新・マネーの魔術史:未来篇 (19)

広く認められるようになった仮想通貨の重要性

執筆者:野口悠紀雄 2020年1月30日
リブラ公式HPより
 

 ビットコインの価格は、2014年以降は緩やかに下落した。その半面で、国際機関が仮想通貨の重要性を認めた。日本では資金決済法が改正され、仮想通貨に一定の法的地位が与えられた。

2013年のピークから緩やかに下落

 ビットコインの価格は、2013年の11月末に1BTC=1000ドルを超えた。

 しかし、その後は下落し、14年3月下旬には500ドルを割り込んだ。そして緩やかに下落していった。

 ビットコインの価格が下落したのは、「マウントゴックス」破綻の影響と言われることが多い。それも無視できないだろうが、それよりも、中国のビットコイン規制のほうが大きな影響を与えたのではないだろうか?

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執筆者プロフィール
野口悠紀雄 1940年東京生まれ。東京大学工学部卒業後、大蔵省入省。1972年エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授などを経て、現在、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論。1992年に『バブルの経済学』(日本経済新聞社)で吉野作造賞。ミリオンセラーとなった『「超」整理法』(中公新書)ほか『戦後日本経済史』(新潮社)、『数字は武器になる』(同)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞社)、『マネーの魔術史』(新潮選書)、『AI時代の「超」発想法』(PHPビジネス新書)など著書多数。公式ホームページ『野口悠紀雄Online』【http://www.noguchi.co.jp
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