「TVで盗聴」「車を操作」暴露されたCIA「サイバー・スパイ攻撃」

執筆者:山田敏弘 2020年2月21日
タグ: アメリカ CIA
エリア: 北米
「Vault 7」のページ(ウィキリークスより)
 

 アメリカ・ニューヨーク州の連邦裁判所で2020年2月4日、興味深い裁判が始まった。CIA(米中央情報局)の歴史上、最大規模の機密情報リーク事件の公判である。

 被告である元CIAのジョシュア・シュルテは、CIAがスパイ工作に使用するサイバー攻撃用のプログラムを製作する任務に従事していた。その立場で大量の書類を不正に獲得。後に内部告発サイト「ウィキリークス」に提供して、世界に公開したとされる。

 検察側は、シュルテがこれほどの機密情報をウィキリークスで暴露することは「壊滅的」であり、「米政府に対する情報戦争である」とも指摘している。

カテゴリ: IT・メディア 社会
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執筆者プロフィール
山田敏弘 国際ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。1974年生まれ。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
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