「新型コロナ」で危機直面「インバウンド観光産業」の深刻度

執筆者:鈴木崇弘 2020年3月13日
エリア: アジア
ふだんは外国人観光客で大賑わいの札幌・二条市場なのだが……(C)時事
 

 この記事を読んでいる皆さんは、今どこにいるのだろうか。多くの方々は、1人あるいは家族と共に、自宅で何ともいえず悶々としているのではないだろうか。

 筆者も、これまではジム通いや何らかの用事で外に出たり、家族と旅行したりして週末を過ごしていたが、最近はジムも閉鎖、何となく外出を控えるべきという気持ちと雰囲気の中、自宅で中途半端な形で時間を過ごしていることが多い。

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執筆者プロフィール
鈴木崇弘(すずきたかひろ) 城西国際大学大学院研究科特任教授、早稲田大学総合研究機構総合政策科学研究所招聘研究員。専門は公共政策や社会システム。東京大学法学部卒。イーストウエスト・センター奨 学生としてハワイ大学等に留学。設立に関わり東京財団・研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、設立に関わり自民党の政策研究機関「シンクタンク2005・日本」 の理事・事務局長、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、厚生労働省総合政策参与、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)事務局長付(情報統括)、城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科教授・研究科長、沖縄科学技術大学院大学客員研究員などを経て現職。PHP総研客員研究員等も務める。主な著書は『日本に「民主主義」を起業する』(第一書林)『シチズン・リテラシー』(教育出版)等。
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