岩瀬昇のエネルギー通信
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初決算「サウジアラムコ」の「設備投資削減」でも「生産能力増」は実現可能か
『フィナンシャル・タイムズ』(FT)のエネルギー担当シニア記者アンジリ・ラヴァルはだいぶ抑えて書いているな、というのが一読して得た感想だった。おそらく週末なので、意見や評価を聴取する第三者の人間にコンタクトすることが容易でなかったのだろう。
筆者の独断偏見だが、『FT』のみならず多くの欧米系メデイアの記者たちは、起こっている事象を正確に伝える一方、第三者の評価・意見を取材し、結論的には自分の意見に近いものを採用しているように見える。

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