総選挙「与党歴史的圧勝」でむしろ逃げ場を失う「文在寅政権」

執筆者:平井久志 2020年4月21日
カテゴリ: 政治
エリア: アジア
与党は大勝したが、レームダックの危機はこれから? (C)EPA=時事

 

「100年に1度あるかどうか(の大勝利)だ」――韓国の与党「共に民主党」の選挙対策委員長を務めた、李海瓚(イ・ヘチャン)同党代表の総選挙後の「驚きの言葉」だ。

 韓国で4月15日に行われた総選挙は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「新型コロナウイルス」対応が評価され、地方区で与党「共に民主党」が163議席、比例区で同党の衛星政党「共に市民党」が17議席を獲得し、与党は全議席数(300議席)の6割を占める180議席を獲得して圧勝した。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
キャンペーンお申し込み
フォーサイトのお申し込み
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top