やはり米シェール業界「大苦境」の生々しい実態

執筆者:岩瀬昇 2020年5月8日
エリア: 北米
苦境に陥っているノースダコタ州のシェールガス生産施設(C)AFP=時事
 

「NYMEX」(New York Mercantile Exchange)初の「マイナス価格」が出来した「マンデー大暴落」については、貯蔵タンクを用意できない投機的「ロング」(買い持ち)ポジション保持者が、現物引き取りを義務付けられることを恐れてパニック売りしたのが理由だ、と多くの人が理解するようになっている。

 これは、より多くの人に「エネルギーリテラシー」をもっと高めてもらいたい、そのお手伝いをしたいと願っている筆者にとって、非常に嬉しいことだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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