金正恩「異変説」は「インフォデミック」という「原因」と「教訓」(上)

執筆者:平井久志 2020年5月11日
エリア: アジア
5月1日、順川リン酸肥料工場の完工式に出席し健在を示した金正恩党委員長(『労働新聞』HPより)
 

 朝鮮労働党機関誌『労働新聞』は5月2日、1面と2面で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がメーデーの5月1日に、平安南道順川の「順川リン酸肥料工場」完工式に出席した、と21枚の写真とともに報じた。

 この直前まで「重篤説」「死亡説」などが出ていたが、4月11日に党中央委員会政治局会議に出席して以来、20日ぶりに健在を示した。

 この間メディアでは様々な「異変説」が伝えられたが、これが打ち消されたかたちだ。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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