岩瀬昇のエネルギー通信
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OPECプラス新「協調減産合意」の「注目点」と「注意点」
注目されていた「OPEC(石油輸出国機構)プラス」第11回閣僚会合は、4月12日に合意された史上最大、史上最長の「協調減産」を若干強化することで6月6日に合意した。
だが、5~6月の減産幅を3カ月間延長するものと見られていたのだが、今回は7月だけ1カ月間の延長に留まった。どうやらロシアの言い分が通ったようだ。
会合前にWTIが40ドル近くにまでほぼ一本調子で上昇してきた油価は、週明け後どのような展開になるのだろうか?

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