岩瀬昇のエネルギー通信
(299)
この惨状で「年間8兆円」配当するという「サウジアラムコ」の役割

IPO当時(2019年12月)は世界最大の企業価値と話題になったが(C)時事
「大幅減収にも拘らず『サウジアラムコ』は約束した配当支払に固執」というタイトルの『フィナンシャル・タイムズ』(FT)記事を読んで、筆者は首を傾げている。
当該記事の内容を確認するため、「サウジアラムコ」(アラムコ)のホームページに掲載されているプレスリリース「Aramco announces second quarter and half-year 2020 results」を読んでみたが、傾げた首は元に戻らず、さらに困惑している。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン