『日経』も「小泉環境相」も勘違い「エネルギー=電気」の大間違い

執筆者:岩瀬昇 2020年8月16日
エリア: アジア 北米
しっかり勉強してほしい(C)時事
 

 読者の皆さんは『日本経済新聞』電子版が2020年8月4日5:00に報じた『小泉環境相は「風穴」を開けたか エネルギー政策の壁』と題された記事をお読みになられたであろうか。

 筆者は、著者の清水真人編集委員がどのような方なのか、まったく存じ上げていない。念のために検索したところ、「永田町と霞が関の取材歴が30年以上」の、日本の政治に精通した御仁のようだ。

 だから、欧米では環境エネルギー政策の最重要課題の様相を呈している「2050年温暖化ガス排出ネット・ゼロ」問題も、当該記事のような切り口になってしまうのだろう。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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