「閣議決定」ひっくり返す「役人通達」こそ「オンライン授業」阻む弊害

執筆者:原英史 2020年10月7日
カテゴリ: 政治
エリア: アジア
役所の「通達」は、たった1本で「法律」や「閣議決定」をひっくり返すほど強大な力を持っている(正面が文科省)
 

 日本では、「法律」や「閣議決定」は、それほど強いルールではない――。

 そう言ったら、おかしな話をしていると思われるかもしれない。「法律」は国会で定められる。「閣議決定」は閣僚全員で定められる。いずれも、最高水準の重みある規範だ。それらで定められたら強い拘束力があるに決まっている、と普通は思われているのでなかろうか。

 ところが、現実はそうではない。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
原英史 1966(昭和41)年生まれ。東京大学卒・シカゴ大学大学院修了。経済産業省などを経て2009年「株式会社政策工房」設立。政府の規制改革推進会議委員、国家戦略特区ワーキンググループ座長代理、大阪府・市特別顧問などを務める。著書に『岩盤規制―誰が成長を阻むのか―』、『国家の怠慢』(新潮新書)など。
フォーサイトのお申し込み
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top