「OPEC」「IEA」と「BP」将来展望「大相違」の留意点

執筆者:岩瀬昇 2020年10月18日
やはりこの感染拡大がいつ終息するのかが展望のカギになる(写真はイメージです)
 

 9月14日、英大手「BP」が2050年までの「エネルギー長期展望(BP Energy Outlook)」を発表し(2020年9月16日『英「BP」毎年恒例「長期展望」で示された3つのシナリオ』)、次いで「OPEC」(石油輸出国機構)が10月8日に2045年までの「石油長期展望(OPEC World Oil Outlook 2020)」を公表した。

 両者の石油需要予測は対照的で、「需要ピークはすぐには来ない」と見る後者を筆者は「OPECの団結を呼びかける趣旨か?」と本欄『今後20年「石油需要増加」と断言する「OPEC」の真意』(2020年10月12日)の中で言及した。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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