英「BP」毎年恒例『長期展望』で示された3つのシナリオ

執筆者:岩瀬昇 2020年9月16日
エリア: 北米 ヨーロッパ
ルーニーCEOは3つのシナリオで展望しているが、いずれにしろ、エネルギー移行に積極的に取り組むとしている(C)AFP=時事
 

 待ちに待っていた英大手国際石油「BP」の『エネルギー長期展望2020』が発表されたようだ。だが、東京時間2020年9月14日(月)9:00の時点では、「BP」のホームページには「2019年版」が最新版として掲載されており、「2020年版」はロンドンのビジネスタイムが始まるまで待たねばならなかった。

 9月13日(日)の夜、外出から戻り、PCを開けたら『フィナンシャル・タイムズ』(FT)の編集長らが「BP」CEO(最高経営責任者)のバーナード・ルーニーにインタビューした記事が掲載されていた。長文の記事で、何よりもルーニーのCEO就任直前の今年1月に編集長に昇格したロウラ・カラフ女史が自ら筆を採っている事実に驚きを感じつつ読み終え、これは『フォーサイト』に書かなければ、と思いながら眠りに就いたのだった。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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