デービッド・アトキンソン「中小企業は消えるしかない」論に異議あり

執筆者:鷲尾香一 2021年1月25日
タグ: 菅義偉 日本
エリア: アジア
昨年10月16日、「成長戦略会議」の初会合に出席したデービッド・アトキンソン氏 (C)時事

 

 元金融アナリストで「小西美術工藝社」社長を務め、菅義偉政権が新設した有識者会議「成長戦略会議」のメンバーであるデービッド・アトキンソン氏の、

「大きくなれない中小企業は消えてもらうしかない」

 との発言が物議をかもしている。

 本当に中小企業が日本の成長性向上の阻害要因になっているのだろうか。

 今回の議論の“振り出し”は、2019年9月に出版されたアトキンソン氏の『国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか』(講談社)からだ。この中で同氏は、中小企業数が激増したことが日本の生産性低迷につながっていると主張した。

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
フォーサイトのお申し込み
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top