半導体「中国封じ込め」に舵を切ったアメリカ
【特別企画】激動経済:「米中産業冷戦」の時代 (第1回)
2021年3月23日は米国半導体産業の歴史に「反転攻勢の日」として刻まれるかもしれない。インテルのCEO(最高経営責任者)に就任したばかりのパット・ゲルシンガー氏は「200億ドル(約2兆1600億円)超を投資する2つの新工場建設」と「独立したファウンドリー(半導体の受託生産)事業の開始」を柱とする「IDM(Integrated Device Manufacturer=垂直統合型メーカー)2.0」を宣言したからだ。「IDM2.0」とは何か、を知るにはインテルが置かれた状況をみる必要がある。
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