自動車メーカー vs. ITジャイアント――「車載OS 」という“史上空前のビジネス”(前編)

執筆者:寒川 慶 2022年3月25日
タグ: テスラ
「VW. OS」を搭載するフォルクスワーゲン「ID.3」の車内   (C)AFP=時事
「スマートカー」時代のクルマは、“走る・曲がる・止まる”という機能においても、情報処理と新たなエンターテインメントを融合させる「インフォテインメント」からのニーズでも、革新的なOSの搭載が不可欠になる。業界の垣根を越えた大競争で覇権を握る条件とは何か。(この記事の後半は、こちらのリンク先からお読みいただけます

 トヨタ自動車が独自の車載OS(ビークルOS)の「Arene OS(アリーンOS)」の開発を加速させている。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)も、開発を進めてきた「VW. OS」を、2019年に販売開始したEV(電気自動車)「ID.3」に搭載した。

 また、自動運転車を開発しているグーグルは、すでにスマートフォンOSの「Android(アンドロイド)」上で動く「アンドロイド・オート」、アップルは「iOS」上で動く「CarPlay(カープレイ)」を実用化している。

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カテゴリ: 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
寒川 慶(さむかわけい) ジャーナリスト。通信社や新聞社に在籍し国際政治誌や経済誌でジャンルを問わず記事を執筆。ビッグデータやAI、デジタル通貨といった次世代テクノロジー分野を継続的に取材。
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