
ウクライナ北東部、ハルキウのガス圧縮施設(2014年8月撮影)(C)EPA=時事
ロシアがウクライナに侵攻開始してから間もなく3カ月になる。この間、国際エネルギー情勢は地政学リスクとロシアのエネルギー供給に対する不安感で大揺れの状況が続いている。
3月7日には原油価格が瞬間風速で130ドルを突破するなどの著しい急騰を示したが、その後は100~110ドル程度の高値圏での価格推移が続いている。欧州ガス価格は、原油高騰に合わせて一時は原油換算400ドル超の暴騰となったが、最近は同200ドル弱程度の推移が続いている。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン