
半導体不足などの影響でライバルメーカーに遅れをとる
格付け会社S&Pグローバル・レーティングが7日、日産自動車の長期発行体格付けを投機的水準の「BB+」に引き下げた。日産は半導体不足などで生産調整が続いており、業績もライバルの自動車メーカーに遅れをとっている。S&Pは収益性が従来予想を下回るとして、格付け引き下げに踏み切った。
日産はルノーとの相互出資に伴う“不平等条約の解消”を2月6日に合意したアライアンス見直しで視野に入れるが、この格下げで実現が遠のく懸念が生じている。……

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