Weekly北朝鮮『労働新聞』
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金正恩が「出生率の低下」に初めて言及(2023年12月3日~12月9日)
12月3日、4日の両日に第5回全国母親大会が開催されたことについての報道が相次いだ。全国母親大会の開催は、金日成(キム・イルソン)政権期に1961年11月の1回、金正日(キム・ジョンイル)政権期に1998年9月と2005年11月の2回開催されており、金正恩(キム・ジョンウン)政権下では2012年11月に続いて2回目となった。第1回大会で金日成が演説を行った11月16日は、2012年9月に「母の日」として公休日に制定されている。
12月4日付は金正恩国務委員長による「開会の辞」の全文、5日付は演説「家庭と社会の前に担っている母親の本分について」の概要を報じ、9日付は大会参加者たちとの記念写真の様子を3ページにわたって掲載した。
開会の辞では、「最近増えている非社会主義的な問題」や「出生率の低下」について触れられ、これらを克服するという課題は「母親たちと力を合わせて解決すべきわれわれ皆の家事」だと位置づけられた。金正恩が少子化問題に触れたのは初めてと見られる。
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