迫る全国党大会 民主党の基調演説はヒスパニック系

執筆者:足立正彦 2012年8月9日
エリア: 北米

 共和党と民主党のそれぞれの全国党大会の開催日が迫ってきている。共和党は今月27日から4日間の日程でフロリダ州タンパで開催するが、今月6日、共和党全国委員会(RNC)組織委員会は全国党大会で演説を行なう有力政治家を発表した。コンドリーザ・ライス前国務長官やサウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事やニューメキシコ州のスサーナ・マルチネス知事、「激戦州」であるオハイオ州のジョン・ケイシック知事やフロリダ州のリック・スコット知事、そして、マイク・ハッカビー前アーカンソー州知事や2008年共和党大統領候補のジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州)など多彩な顔ぶれだ。

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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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