11月6日の大統領選挙投票日まで残り7日となったが、バラク・オバマ大統領とミット・ロムニー共和党大統領候補との熾烈な争いが依然続いている。米主要メディアの一部は両候補の獲得大統領選挙人数が同数の269名となり、次期大統領が直ちには決まらない状況が1800年大統領選挙以来212年ぶりに生じる可能性について報道するようになっている。今回の大統領選では、選挙の帰趨を決めると見られている「激戦州」の中でも、フロリダ州、オハイオ州といった大統領選挙人を多く抱えている州の動向に大きな関心が集まっている。フロリダ州ではロムニー候補がわずかに優勢との各種世論調査結果が明らかになっているが、予断を許さない状況が続いている。
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