国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史 (39)

天照大神は女神なのか?――伊勢神宮の謎

執筆者:関裕二 2013年6月17日
タグ: ドイツ 日本
エリア: アジア
 伊勢神宮、内宮の入口「宇治橋」の前の大鳥居(筆者撮影)
伊勢神宮、内宮の入口「宇治橋」の前の大鳥居(筆者撮影)

 今年10月、伊勢神宮で20年に1度の式年遷宮が行なわれる。正殿と御垣内の建物が造り替えられるのだ。持統4年(690)に始められて以来、1300年の歴史を誇っている。社殿も、おおよそこのころ整えられたと考えられている。

 最高の社格を誇る伊勢神宮は、多くの人々を魅了してきた。江戸時代にはお蔭参りが流行り、日本各地から人が押し寄せた。

 ドイツの建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)は、ほとんど直線だけで造形された社殿(唯一神明造)そのものの美しさを絶賛し、著書『日本美の再発見』(岩波新書)の中で、「完成した形の故に全世界の賛美する日本の根原」と評している。

カテゴリ: カルチャー
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執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。著書に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(ワニ文庫)、『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(以上、新潮文庫)、『伊勢神宮の暗号』(講談社)、『天皇名の暗号』(芸文社)、『「死の国」熊野と巡礼の道: 古代史謎解き紀行』 (新潮文庫)など多数。最新刊に『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』(新潮新書)、『古代日本人と朝鮮半島』(PHP文庫)、『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行』(新潮文庫)がある。
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