尖閣問題をめぐる米国の誤解(上)尖閣領有と下関条約

執筆者:武内宏樹 2014年1月6日
エリア: 北米 アジア

 昨年12月4日、著名なジャーナリスト(ニューヨーク・タイムズのコラムニスト)であるニコラス・クリストフ氏がニューヨーク・タイムズ紙に、「現代のハットフィールド家とマッコイ家」(“Today’s Hatfields and McCoys”)と題して日中関係に関するコラムを寄稿した【リンク】。タイトルは、現在の日中関係を19世紀にウェスト・バージニアとケンタッキーの州境で反目しあっていたハットフィールド家とマッコイ家になぞらえたものである。筆者はChina Pol という中国を専門としている学者やジャーナリストが集うメール・フォーラムに参加しているのであるが、そこでもこのコラムは話題になった。

カテゴリ: 軍事・防衛
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