【火】インド新首相「饗宴外交」、専門家3本

執筆者:フォーサイト編集部 2014年9月16日

本日の更新記事は、西川恵さんの好評連載「饗宴外交の舞台裏」第195回「『パール判事』まで持ち出したインド新首相『来日5日間』の濃密度」です。前評判通り安倍首相との親密ぶりが目立ったモディ首相の訪日。互いにリップサービスしあっていましたが、肝心の安保関係では、やはりインド側の中国への配慮が垣間見えました。

「専門家の部屋」では「ヨーロッパ」に1本、「東南アジア」に2本の新エントリ。

まず「ヨーロッパ」では、「クリミアへの旅(5)併合を巡る『三つどもえの対立』」(国末憲人さん):親子で離ればなれに暮らさざるをえなくなったり、家族の関係に亀裂が入ったり……。併合によって住民の多くが様々な苦悩を抱えることになりました。すでに諦観の意識も広がっています。

そして「東南アジア」の1本目は、「70年前の『中華民国戦没者』合祀式典を挙行した台湾『積年の想い』」(樋泉克夫さん):蔣介石率いる「中華民国遠征軍」の戦没者合祀式典が、先月、台湾政府によって台北で行われました。日本軍との激戦地ミャンマーで今年収集された遺骨の合祀。背景には中国政府の後押しも。中台の複雑な関係が垣間見えます。

もう1本は、「『慣習』と『民主主義』の両立:インドネシア大統領選余話」(川村晃一さん):極めて民主的な行為である選挙の場で、民主的とは対局の慣習が法的に認められている、というところにこの国の不可思議さと面白さがあるのでしょう。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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