本日の更新記事は、出井康博さんの短期集中連載「『人手不足』と外国人(2)『介護人材』の『国際的獲得競争』が始まった」です。カナダやドイツなど欧米先進国では、質の高い「介護人材」獲得のため好条件の整備が進んでいます。かたや日本の体制は中途半端なまま。アジアでも出遅れる懸念が。
「専門家の部屋」では、先週末から4本の新エントリがあります。
まず「中南米」で、「『ブラジル』『ウルグアイ』で異変か:変わる中南米の政治勢力図」(遅野井茂雄さん):昨年から今年にかけて、9カ国で大統領選挙がおこなわれている中南米。左派政権の苦戦が目立ち、10月にはブラジルで政権交代の可能性も。
そして「ロシア」では、「『原油価格』でロシアを追い詰める『新冷戦』の構造」(名越健郎さん):いま原油価格が下がれば、ロシア、そして「イスラム国」は大きなダメージを受けることになります。アメリカが以前も使った手法です。こちらは無料公開中です。
また「中国」では、「民進党のホープ『台南市長』が語る『台湾独立』問題」(野嶋剛さん):”未来の総統候補”と目される台南市長。人気の秘密は、中国に対しても堂々と「台湾独立」の主張を貫き通す姿勢にあるようです。本人へのインタビュー、こちらも無料公開中です。
さらに「アメリカ」で、「ISIS に向き合う米国:オバマ演説と総合戦略」(武内宏樹さん):「イスラム国」の台頭に対し、米国の対応としては、地上軍の駐留を含む本格的な介入か、一定程度の勢力拡大を黙認するかの二者択一以外の選択肢は考えにくいと言えそうです。