二年間の“沈黙”を破った三井住友銀行

執筆者:鷲尾香一 2007年6月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

「ついに動き出したな」 大手銀行関係者が、出遅れたメガバンクの変化に注目し始めている。 不良債権処理の遅れに加え、三菱UFJフィナンシャル・グループとともに米国金融当局からマネーロンダリング(資金洗浄)に対するチェック態勢の不備で業務改善命令を受け、日本の金融庁からは金利デリバティブ商品の押しつけ販売の咎で事実上の支店出店禁止(一年間)――一昨年六月に就任した三井住友銀行の奥正之頭取は、この二年近く、西川善文前頭取の“負の遺産”に対処しつつ、「ひたすら頭を下げ、じっと動かなかった」(他のメガバンク首脳)。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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