上場方針を表明の出光で社長派vs.会長派の内紛

執筆者: 2000年8月号
カテゴリ: 経済・ビジネス

 石油元売り大手の出光興産が、出光昭社長(六八)派と出光昭介会長(七三)派に分裂、派閥抗争に突入している模様だ。発端は同社の株式上場問題。今年五月、出光昭社長が、これまで否定し続けてきた外部資本の受け入れを表明、「数年後には上場も検討する」とぶち上げたのに対し、出光昭介会長が真っ向から反対。上場推進派の社長陣営と反対派の会長グループに分かれての内紛劇に発展している。 上場を強く主張し社長派の急先鋒となっているのは、今年専務に昇格した天坊昭彦氏(六〇)。主に経理・財務畑を中心に歩み数字に明るいうえ、出光ヨーロッパ社長を務めるなど開明派として知られる。六月からは経理営業担当に回ったことで「得意先へのお披露目、次期社長は当確」と目されていた。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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