シンガポールのニュースで面白い話をみつけた。
「カレーを作って食べよう」という運動が起きているという。
きっかけは、シンガポールのほとんどの人が暮らす団地で起きた。ここに中国系の移民が入居してきたところ、インド系の住民の作るカレーのにおいがたまらないということで、近隣住民を巻き込んだトラブルに発展したという。コミュニティー組織に訴えた中国系移民に対し、インド系住民は我々の食文化だと反論。結局、インド系住民は料理の最中は窓を閉じるとか、中国系移民がいるときはカレーをなるべく作らないといった妥協案が採用されたという。

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