米国情報機関が予測する「2030年の日本」
米国の圧倒的な国力が世界に安定をもたらす「パクス・アメリカーナ」の時代は終焉を迎え、中国は世界最大の経済大国になるものの労働力人口の減少で成長は鈍化し、インド経済の猛追を許す。19世紀の大英帝国、20世紀の米国のような「覇権国家」は存在せず、大きく変貌を遂げた国際秩序の下、日本は衰退の道を歩み続けている------。
16の米政府情報機関
中央情報局(CIA)など米国の政府情報機関で構成する国家情報会議(NIC)が12月10日、2030年の国際情勢を予測した報告書「グローバル・トレンド2030」を公表した。

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