マリPKOに中国「人民解放軍」派遣の意味
フランス軍主導でイスラム過激派の掃討作戦が続いてきたアフリカ西部マリ共和国で7月から、国連平和維持活動(PKO)の「国連マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)が始まった。4月25日に採択された国連安保理決議2100に基づき、過激派による北部占領やクーデターを経験したマリの安定化を目指すPKOである。要員は軍人1万1200人、文民警察官1440人の総勢1万2640人だ。
このMINUSMAに、中国政府が本格的な戦闘能力を持つ治安部隊を派遣したことが注目を集めている。

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