43歳キューバ系「マルコ・ルビオ」大統領選への挑戦

執筆者:足立正彦 2015年4月17日
エリア: 北米

 2016年共和党大統領候補の指名獲得争いに新たな保守政治家が出馬を正式表明した。テッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)、ランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出)に続いて共和党から3人目となる出馬表明を行ったのは、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員である。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が4月12日に正式に出馬宣言した翌13日、ルビオ氏は地元フロリダ州マイアミで立候補を表明した。

https://marcorubio.com/videos/it-begins/
民主党の本命候補が2度目のホワイトハウス挑戦をようやく明らかにするという、2016年米国大統領選挙の事実上の「幕開け」に相応しいタイミングと言えよう。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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