インド「リオ五輪惨敗」から見えてきた「東京」への道

執筆者:緒方麻也 2016年8月30日
タグ: インド 日本
エリア: アジア
強烈なスマッシュで銀メダルを勝ち取ったシンドゥ選手(C)AFP=時事

 

 前回ロンドン大会の1.5倍、約120人の選手団を送り込んだインドにとって、リオデジャネイロ五輪の結果はいささかほろ苦いものとなった。インドスポーツ庁(SAI)では「綿密な分析の結果、メダル10個は獲得可能」(スリニバス長官)と自信を見せていたが、蓋を開けてみれば「銀1銅1」という結果。「銀2銅4」と6個のメダルを獲得し過去最高の結果を残したロンドンはもちろん、2008年北京五輪の3個をも下回る結果となった。

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執筆者プロフィール
緒方麻也(おがたまや) ジャーナリスト。4年間のインド駐在を含め、20年にわたってインド・パキスタンや南アジアの政治・経済の最前線を取材、分析している。「新興国において、経済成長こそがより多くの人を幸福にできる」というのが信条。
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