「沖縄宮古島海峡上空を飛行中の中国軍機6機に対して、緊急発進した空自戦闘機2機が妨害弾を発射した」と中国が非難したのが12月10日。これに対して防衛省は11日、内閣官房は12日にこれを否定、「妨害弾」は赤外線フレア(チャフフレア)であるとも報じられている(時事・ロイター)。
別の報道では、作家の百田尚樹氏がツイッターで「政府が何らかの手を打たないと、防御しかできない空自パイロットを見殺しにすることになる」と警鐘を鳴らし、「チャフフレアは、相手のミサイル追尾をかわす手段として使用されたのであって、これが事実ならば、中国戦闘機は攻撃ギリギリの行為をしたことになる」と指摘していると伝えた(産経新聞、12月11日)。
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