与野党対決で「板挟み」という「シューマー民主党上院院内総務」の苦衷

執筆者:足立正彦 2018年1月31日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: 北米
トランプ大統領は昨年12月7日にも共和、民主両党の議会指導部メンバーらをホワイトハウスに招いて協議していた(右端がチャック・シューマー民主党上院院内総務)(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 第115議会第2会期(2018年1月3日~2019年1月3日)召集後も、与野党対決は引き続き先鋭化している。

 2018会計年度(2017年10月1日~2018年9月30日)予算案は依然成立しておらず、暫定予算案であるつなぎ予算(CR)が1月19日までに成立しなかったため、4年3カ月振りに翌20日から連邦政府機関の一部閉鎖となった。クリスマス休暇入りする直前の昨年12月22日に成立したCRの期限は、1月20日午前0時であった。下院本会議では1月18日に賛成多数で可決されたが、失効前日の19日夜に上院本会議で行われたCRの採決では、賛成50票、反対49票となり、予算関連法案の可決に必要な60票には達せず、CRは1月20日午前0時に失効し、政府閉鎖となったのである。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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