ついに始まった「メルケル後」思惑含みの激動

執筆者:花田吉隆 2018年2月22日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: ヨーロッパ
目下、「メルケル後継」最有力と見られるクランプ=カレンバウアー氏(中央の女性)

 

 この数日の間にも、ドイツ政治は目まぐるしく動いている。前稿(2018年2月22日「終焉間近の『メルケル12年』と『メルケル後』」)に続けて論じたい。

 アンゲラ・メルケル首相の逆襲が始まった。「メルケル後」に向けての布石である。

 2月19日、メルケル首相は、前日突如健康上の理由で辞任を表明したペーター=タウバー・キリスト教民主同盟(CDU)幹事長の後任に、アンネーグレット・クランプ=カレンバウアー・ザールランド州首相を起用する旨明らかにした。メルケル首相の子飼い、「メルケル後継」の最有力候補の登場である。正式には、2月26日の党大会で承認される。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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