ガラス細工の「米朝首脳会談」(5・了)安倍首相の「焦り」と「変化」

執筆者:平井久志 2018年3月23日
エリア: 朝鮮半島 日本
米朝首脳会談合意という事態に、安倍首相はどう対応するのか (C)時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領が3月8日に「5月までに金正恩(キム・ジョンウン)氏と会う」と米朝首脳会談受諾を明らかにしたが、北朝鮮はいまだに公式な反応を見せず、奇妙な鍔ぜり合いが続いている。

 トランプ大統領は3月10日に東部ペンシルベニア州での支持者集会で、「私が早々と立ち去るかもしれないし、私たちが着席して世界にとって最高の合意をするかもしれない」と語り、決裂、成功の両方の可能性に言及した。また同日のツイッターでは、「北朝鮮は2017年11月以来ミサイル実験をしておらず、われわれの会合までの間はしないと約束した。彼らがその約束を守ると信じる!」とも書き込んだ。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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