マネーの魔術史
マネーの魔術史 (49)

ルーズベルトがニューディール政策を実施する

執筆者:野口悠紀雄 2018年5月3日
エリア: 北米
(C)AFP=時事

 

 1932年の大統領選挙で、民主党のフランクリン・D・ルーズベルトが当選。

 この頃、アメリカ経済の状況は、どん底に達していた。1300万人から1400万人が失業しており、900万人が蓄えを失っていた。

 ルーズベルトは、1933年3月4日に大統領に就任。就任演説でつぎのように国民に訴えた。

「恐れる必要があるのは、恐怖そのものだけだ」。

 ルーズベルトの経済政策は、「ニューディール」と呼ばれる。New Dealとは、「新規まき直し」という意味だ。

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執筆者プロフィール
野口悠紀雄 1940年東京生まれ。東京大学工学部卒業後、大蔵省入省。1972年エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。一橋大学教授、東京大学教授などを経て、現在、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論。1992年に『バブルの経済学』(日本経済新聞社)で吉野作造賞。ミリオンセラーとなった『「超」整理法』(中公新書)ほか『戦後日本経済史』(新潮社)、『数字は武器になる』(同)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞社)、『マネーの魔術史』(新潮選書)、『AI時代の「超」発想法』(PHPビジネス新書)など著書多数。公式ホームページ『野口悠紀雄Online』【http://www.noguchi.co.jp
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