ブックハンティング・クラシックス
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「憲法9条第2項」修正に込めた「芦田均」の想い

日本自由党時代の「盟友」芦田均(左)と鳩山一郎(中)、松野鶴平(右)(C)時事通信フォト
芦田均(明治20~昭和34年=1887~1959年)は几帳面な人であった。
第一高等学校在学中の明治38年から亡くなる直前まで日記を綴り続け、それが『芦田均日記』として刊行されている。柏書房版は全5巻で昭和20年以前のものを、岩波書店版は全7巻で昭和19年以降のものを収録。多くの著作を発表している中曽根康弘でさえ、これに匹敵するような日記は出していない。

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