饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏 (242)

日韓和解に尽力「金鍾泌元首相」の「遺言」

執筆者:西川恵 2018年7月18日
エリア: アジア
小渕恵三元首相(右から2人目)主催の晩さん会で歓談する韓国の金鍾泌首相(右から3人目)ら。左は熱唱する小林幸子さん (C)時事
 

 韓国元首相の金鍾泌(キム・ジョンピル)氏(享年92)が6月23日、老衰のため死去した。同氏は2017年12月、「『金鍾泌証言録』日本語版」(新潮社)を日本で出版。朋友の中曽根康弘元首相も出席した出版報告会に、金氏は体調もあって来日できなかった。この時寄せた「韓国と日本は過去を乗り越え、未来志向の姿勢に転換することが求められている」とのメッセージが、両国への遺言となった。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。著書に『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』(新潮新書)、『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。
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