韓国元首相の金鍾泌(キム・ジョンピル)氏(享年92)が6月23日、老衰のため死去した。同氏は2017年12月、「『金鍾泌証言録』日本語版」(新潮社)を日本で出版。朋友の中曽根康弘元首相も出席した出版報告会に、金氏は体調もあって来日できなかった。この時寄せた「韓国と日本は過去を乗り越え、未来志向の姿勢に転換することが求められている」とのメッセージが、両国への遺言となった。
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