
9月18日、訪朝した文在寅大統領と金正恩党委員長が抱擁する様子をテレビで見るソウル市民。北朝鮮の「大歓迎」はここから始まった (C)AFP=時事
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月18日から20日まで北朝鮮を訪問し、平壌では約10万人の市民に出迎えられるなど最大級の歓迎を受けた。
焦点の非核化では、予想通りというか、北朝鮮は、核施設、核兵器、核物質などについての「核の申請」を拒否しながら、専門家の参観下での東倉里ミサイル発射実験場の廃棄や、米国が相応の措置を取ることを条件に寧辺の核施設を廃棄する用意があることを表明した。それなりに意味のある措置だが、米国や国際社会が求めていた水準には達しないものだった。

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