「南北首脳会談」徹底検証(4・了)北が狙う「トランプ・ファースト」

執筆者:平井久志 2018年9月25日
エリア: 北米 朝鮮半島
白頭山を訪れ、記念撮影に応じる金正恩党委員長夫妻(左の2人)と、文在寅大統領夫妻(右の2人)(C)EPA=時事

 

 今回の首脳会談の2泊3日の日程は当初、3日目の日程に何も入っていなかった。そこで北朝鮮側が何かハプニングの計画を立てているのでは、という推測があったが、それは白頭山訪問だった。韓国側は2日目の19日午後になってその計画を知らされた。韓国側は急遽、防寒ジャンパー250着を空輸したという。「ひょっとしたら」と予測はしていたが、十分な準備はしていなかったようだ。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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