「安倍3選」で真価が問われる「アベノミクス」

執筆者:磯山友幸 2018年9月26日
エリア: 日本
3選を果たしても、真価が問われるのはこれから…… (C)時事
 

 自民党総裁選は大方の予想通り安倍晋三・総裁が3選を果たした。安倍氏は早い段階から国会議員票の8割を固め、圧勝が予想されていたが、石破茂・元幹事長が党員票の45%を得るなど予想以上に善戦し、「安倍批判」がジワリと広がっていることを示した。

反発が表れた党員票

 国会議員票402票(無効票3票を除く)のうち安倍氏は82%に当たる329票を獲得、石破氏は73票だった。事前に態度を明らかにしていなかった議員の多くが石破氏に投票。動向が注目された小泉進次郎・筆頭副幹事長も石破氏に投票した。マスコミなどの事前予想よりも20議席近くを積み増した。

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執筆者プロフィール
磯山友幸 1962年生れ。早稲田大学政治経済学部卒。87年日本経済新聞社に入社し、大阪証券部、東京証券部、「日経ビジネス」などで記者。その後、チューリヒ支局長、フランクフルト支局長、東京証券部次長、「日経ビジネス」副編集長、編集委員などを務める。現在はフリーの経済ジャーナリスト。著書に『2022年、「働き方」はこうなる』 (PHPビジネス新書)、『国際会計基準戦争 完結編』、『ブランド王国スイスの秘密』(以上、日経BP社)、共著に『株主の反乱』(日本経済新聞社)、編著書に『ビジネス弁護士大全』(日経BP社)、『「理」と「情」の狭間――大塚家具から考えるコーポレートガバナンス』(日経BP社)などがある。
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