トランプとロシアの「ビジネス」に初めてメス:米民主党の次期「下院情報委員長」が追及と言明

執筆者:春名幹男 2018年11月9日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: 北米 ロシア
予定通りのセッションズ司法長官(写真)「解任」だったが、大統領への追及は続く (C)EPA=時事

 

 米国の中間選挙で与党共和党が上院の多数派を維持して安堵したかに見えたドナルド・トランプ米大統領(72)。翌朝いきなり、ジェフ・セッションズ司法長官(71)の解任を発表した。辞表を提出させて、辞任を認めた。選挙終了直後の解任はずっと前から決めていた。

 この人事発表で「ロシア疑惑」再燃の狼煙を上げてしまったようだ。また、野党民主党が下院の多数派を握り、議会の調査も活性化する。この問題を扱う下院情報特別委員会の委員長は、大統領に極めて近い共和党のデビン・ヌーネス議員(45)から、現在の副委員長で、大統領に極めて批判的な民主党のアダム・シフ議員(58)に移る。

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執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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