共和党「トランプ化」進展下での「ロムニー上院議員」の役割

執筆者:足立正彦 2019年1月12日
エリア: 北米
このタイミングでの「トランプ批判」が波紋を呼んでいる(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 2012年共和党大統領候補であったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事は、1月3日に召集された第116議会(〜2021年1月3日)で、上院財政委員長や上院司法委員長などの要職を歴任したオリン・ハッチ氏の後任のユタ州選出上院議員に正式に就任した。1994年中間選挙でのマサチューセッツ州選出上院議員選挙で、現職エドワード・ケネディー上院議員(民主党)の6選を阻止すべく、上院議員選挙に初めて挑戦した当時の夢を、ロムニー氏は約四半世紀の月日を経て実現することとなった。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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