
昨年12月に福岡で自殺したソナム君が住んでいたアパート(筆者撮影)
最近になって法務省入国管理局は、留学生の違法就労に対する監視を強めている。出稼ぎ目的の“偽装留学生”が、あまりにも急増したからだ。
そんななか、1人のブータン人女子留学生が槍玉に挙げられた。「週28時間以内」を超える就労が入管当局に見つかってしまったのだ。
〈どうか私の心情を理解してください〉
日本語学校に在籍する留学生は来日時、6カ月から1年3カ月有効のビザを得ているケースが多い。そのため通常1年半から2年に及ぶ在籍中、ビザを更新する必要が生じる。その際、申請先となる入管当局が女子留学生の違法就労を突き止め、ビザの更新を拒んだ。

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