会談決裂「トランプvs.金正恩」(中)「全部」と「一部」主張食い違いの「真相」

執筆者:平井久志 2019年3月8日
エリア: 北米 朝鮮半島
李容浩北朝鮮外相(右)と崔善姫外務次官(左)による、異例の深夜会見で語られたこととは (C)EPA=時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領は記者会見の後、帰国の途に就いた。北朝鮮側はトランプ大統領の発表に対してしばらく沈黙を守ったが、ベトナム時間の3月1日未明になって、李容浩(リ・ヨンホ)外相と崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が、北朝鮮代表団の宿所であるメリア・ホテルで緊急の記者会見を行った。最初に李外相が「質問を受けない」と通告した上で、今回の首脳会談における北朝鮮側の提案などについて説明した。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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