世論調査で優位を保つ民主党「バイデン前副大統領」に「死角」はないのか

執筆者:足立正彦 2019年4月4日
エリア: 北米
経歴、政治的実績では抜きん出ているのだが……(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 2020年民主党大統領候補指名獲得争いに向けた準備が着々と進められつつある。

 民主党全国委員会(DNC)は、候補指名獲得争いに出馬している候補者による第1回テレビ討論会を、3カ月足らず先の6月26日と27日の2日間、フロリダ州マイアミにおいてDNC主催で行うことを3月28日に発表した。

 ドナルド・トランプ大統領の再選を阻止するために出馬表明した民主党候補者の数はすでに16名に達しており、その数は今後さらに増えることが見込まれている。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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