
『資本雑誌 CAPITAL』(2014年10月号)に掲載された訪京団の写真。下段中央が習主席、その向かって右隣が李嘉誠・訪問団代表(筆者提供)
香港が「逃亡犯条例」改正問題で大揺れに揺れている。条例改正により、香港で身柄を拘束された容疑者の中国本土引き渡しが可能になるのである。
反対デモへの参加者は主催者発表とはいえ100万人超――香港住民全体の7、8人に1人――というから、1997年の香港返還以来の深刻な事態といえる。デモの規模はその後、200万人にまで膨れ上がったとの報道もある。

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