【短期集中連載】どうなる「米朝中」関係(3)板門店「劇場型米朝首脳会談」の衝撃

執筆者:平井久志 2019年7月2日
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トランプ大統領が軍事境界線をまたいで、金正恩党委員長が待つ北朝鮮側に足を踏み入れた (C)AFP=時事

 

 米国のドナルド・トランプ大統領は6月30日午後、朝鮮半島の南北分断の象徴でもある軍事境界線上にある板門店を訪問し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と劇的な第3回米朝首脳会談を行った。前日に、トランプ大統領が突然、ツイッターで金党委員長に非武装地帯(DMZ)での会談を呼び掛け、金党委員長がこれに応じた。世界の注目を引き付けながら突然実現した、板門店という劇場で演じられた「劇場型首脳会談」であった。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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