【短期集中連載】どうなる「米朝中」関係(5・了)歩み寄り困難な「実務協議」の行方

執筆者:平井久志 2019年7月4日
カテゴリ:
ビーガン特別代表(写真)がメインとなる実務協議は進展するのか (C)時事

 

 北朝鮮の党機関紙『労働新聞』は会談翌日の7月1日付で、6面中3面を費やし、写真35枚を掲載し、板門店会談を大々的に報じた。

「歴史的対面」と大々的に報道

 掲載された写真は、トップで使われた首脳会談で握手する写真を除けば、ドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が軍事境界線で握手する場面から、トランプ大統領の北朝鮮入り、米朝両首脳の韓国側へ戻っての談笑、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領を含めた3者対面、米朝首脳会談、会談終了後に文在寅大統領を含めた3人が軍事境界線へ行くまでが時間順に掲載された。米国や韓国では公表されなかった首脳会談にマイク・ポンペオ米国務長官、李容浩(リ・ヨンホ)外相が同席した写真も含まれた。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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